株式会社 関東美装梱包の前身は1970年に創業いたしましたプラスチック加工の会社、関東プラスチックです。
5年後の1975年、関東美装梱包への商号変更を機に、出版物の改装業務に事業転換を図り、その後担える業務の種類を増やしながら、一貫して出版物の流通業務に携わってまいりました。
改めて言うまでもなく、出版物の歴史はその国の文化の歴史でもあり、関東美装梱包はその文化を伝える「出版物流の担い手」として、誇りをもってその業務を行っております。
当初、改装のみから始まった業務も、今では出版物の保管、改装、そして輸送と、出版物流におけるベーシックなサービスのすべてをご提供させていただけるようになりました。
そして現在では、こうした出版物流のベーシックな業務だけではなく、出版物流を側面から支える作業系の業務にも力を入れ、多様化する出版業界の様々なニーズに素早くお応えできるような工夫も始めています。
特に、本町流通センターでご好評をいただいております、大ロット作業を自在にこなせる「オーダーメイド作業」は、そうしたKanbiの取り組みの象徴と言っていいと思っております。
「よく気付いてくれたね。ありがとう。」
出版物流における一般的な改装作業では、あまり指示ミスというのは起きません。
しかし、それ以外の作業については、指示する方も指示をされる方も初めて経験する作業というのが少なくありません。そこには「やってみるまでわからない」事実が隠れている可能性があります。
そんな時に頼りになるのが、日頃から現場で様々な作業を体験している、Kanbiのパートさんを含む従業員のきめ細やかな観察眼です。
指示をされる方よりも先にミスを発見して、大きなミスになるのを防ぐことができる。
その「細かな部分にしっかり目のとどく観察眼」がKanbiの作業品質を支えています。
この観察眼がKanbiの力の原点、そしてお客様から支持されている理由だと思っています。
同じものを作るなら、良いものを作りたい。
もしもお客様から、Kanbiの会社としての方針を尋ねられたら、私たちはきっとこうお答えします。
とても当たり前の言葉なのですが、しかし、これ以外にお応えする言葉がみつかりません。
でも、この当たり前のことを、社長以下、すべての従業員がしっかりと心の真ん中に置いて作業することが、Kanbiのプライドだと考えています。
「きれいに作業してくれてありがとう。」
この言葉が私たちにとっての最高のご褒美です。
今後とも、関東美装梱包をどうぞよろしくお願い申し上げます。
株式会社 関東美装梱包
代表取締役 青木正吉